猫が吠える

我輩は猫である。名前はみずき。

娘0歳4か月の記録

娘が5か月になったので、4か月めの記録と考察を。

箇条書きにて

  • 授乳間隔は4時間

 4か月になるすこし前から、3時間おきのリズムが合わなくなってきたので4時間おきへ移行。
 6時、10時、14時、17時に授乳、18時にお風呂、お風呂から上がったら就寝、22時に寝ながら授乳、そのあとは朝まで8時間寝る、というリズム。急成長期がきて、それでは足りなさそうなときはお風呂上がりの19時ごろにも1回授乳を足す。授乳と授乳のあいだは、なるべくしっかり体を動かして遊んだり、外に出たりしてから昼寝。

  • 首すわりがまだすこし不安

 引き起こし(仰向けに寝ている状態から手を引っ張って体を起こす)をしても頭がついてこない。一般的には首すわりは3か月ごろなのだけど、5か月に入っても不安定なのはかなり遅めだと思う。大事に大事に扱いすぎたかもしれない。それと、他の赤ちゃんを見るとみんな頭が小さい。うちの子がたっぷり肉をつけてほっぺがプクプクなのもあるけど、そもそも頭蓋骨が大きいように思う。首すわり遅いのはそのせいもあるだろうと思っている。
 ちなみに、首が「座る」と思っている人がたくさんいるようだけど、首は座らないからね。据わる、だからね。

  • 寝返りマスターしてしまった

 発達の順番としては、首すわり→寝返り、が正しいんだけど、首がしっかりしないまま寝返りに成功してしまった。ずっとコロコロ転がっているわけじゃないが、やる気があれば、自力でしっかりスフィンクスのポーズになれる。

  • 朝起きると布団から脱走してる

 以前は90度ぐらい回転しているだけだったのが、最近では縦横無尽に移動している。小さい赤ちゃん布団からはもうとっくにはみ出している。

  • 手はずいぶん発達して、親の手も、大きいけど自分のと同じ手だと認識してる様子

 親指でものを掴めるようになり、おもちゃをしっかりと掴んで口に運ぶし、両手で協調した動きができる。親指を他の4本の指と対立させられるのはサルと人間の違いだそうで、ちゃんと人間に進化しているのだなと実感。
 親が目の前で手本を見せれば片方の手からもう片方の手におもちゃを持ち替えられる。両手でおもちゃを持っているときにもうひとつのおもちゃを見せると片手を離して掴みにくることがある。両手がふさがっているときにもうひとつおもちゃを見せると、一つを手放して3つめをつかみにくることがある。親が目の前でグーパーして見せると真似してグーパーする。

  • 足も発見した

 手で足の先をつかむ。お風呂で浮かんでいるときに目の前にあるものが自分の足であると気付いた様子。操れるようになるのはまだ先。だけど、足を触りながら体を動かすことで、だいたいの体の輪郭を知っていくはず。

  • ウンチはだいたいオマルで出す

 「EC(エリミネーション・コミュニケーション)」とか「おむつなし育児」とかいう手法。新生児でも排泄の感覚はあるしコントロールもある程度できるが、大人の都合(汚されたくない)でオムツで排泄させることで、その感覚を忘れてしまっている、それを忘れさせないようにしよう、というやり方を知って少しずつ実践。オシッコは難しくてまだ日に1回くらいしかオマルで出させてあげられていないけど、ウンチはほとんどオムツでしなくなった。
 これについてはまた別の記事を書きたい。

  • 目の前にないものをちょっとのあいだ記憶できる

 「いないいいないばあ」で笑うようになったということ。目の前にあった親の顔が隠されても記憶していられるようになったことで、それがまたすぐ現れると笑うんだそうだ。ただ、同じ理由でだと思うけど、親が見えなくなると泣くようになった。

離乳食いつから始めるか問題

 今の厚生労働省の指導では、5〜6か月で、赤ちゃんの体と気持の準備ができていたら離乳食を開始しましょうということになっている。周りを見ても、本を読んでも、だいたい5か月になったらすぐ始める親が多いように思う。でも先に書いたように娘は首すわりがまだ不安なので、もうすこし様子を見ることにする。
 WHOのガイドラインでは6か月になるまでは母乳以外与えない、となっていて、どうして日本は1か月早いんだろうと疑問に思っているのだけど、まだ調べてない。進め方についても日本では十倍粥をすりつぶしたものからとされているけど、WHO的には、母乳の栄養が足りなくなるから母乳以外のものを摂取するのに母乳よりカロリー密度の低いものをあげてどうするんだと言ってる、という記事を読んだこともあり(そもそもWHOは乳を離れるための「離乳食」とは言わず、母乳で足りなくなったエネルギーや栄養を補給するための「補完食」と言っている)、なにが正しいのやらと迷いつつまだあんまりちゃんと調べられていなくて自分のなかで納得がいっていない。離乳食の進めかたについては、3つほど講習を受けたし本も何冊か読んだけど、もうすこししっかり多方面の知識を仕入れて自分なりに納得したいところ。アレルギーについても、科学的に根拠のない古い俗説が、ミルクメーカーがやってる離乳食教室でまで指導されていたし。

育児は難しい

 離乳食に限らず育児全般に言えることだけど、いろんな説や主張があって、なにが正解か不正解かもよくわからないままで、選択の結果が良かったのかどうかも確かめようがなくて、難しいことだらけだ。多くのひとはとくに疑問も持たずにみんながやってることをそのままやっていてそれで問題なく育っているのだけど。だけどちゃんとした知識を得ることでより良く育ったり、無駄な苦労をせずに済んだりするのならそちらを選択したい。
 元来のオタク気質が幸い(災いかもしれないが)して、広く知識を収集して、実践、観察して研究するのがとても楽しい。

書きたいことメモ

 近いうちに以下のことについてもまとめて記事にしたい

  • 離乳食の開始時期や始めかた、進めかた
  • 「おむつなし育児」(と「自然派育児」)について
  • 赤ちゃんと人間らしさについて思うこと